テーマ 「珪藻を見る」
日 時 令和5年12月2日(土)午後2時~4時
場 所 川の駅新湊
講 師 石森繁樹氏(富山湾を愛する会理事)
内 容 海老江で採取した付着珪藻と珪藻土に含まれる珪藻化石を観察しました。講演では,海の基礎生産力のリモートセンシングによる推定, 珪藻のアワビやカキ稚貝の餌としての利用,貯蔵多糖類のバイオ燃料としての利用法, 精巧な微小孔を持つ珪酸殻形成および意匠が建築家や設計技術者から熱い注目を浴びていること等が話されました。 また,珪藻土の産地に近い富山湾に筏を浮かべて海藻や珪藻を育て,成長した海藻は収穫し,珪藻には炭素を富山湾の深海に運搬してもらって, 数100年,数1000年の長期にわたり海底に封じ込める構想が述べられました。
質 疑