テーマ 「珪藻を見る」
日 時 令和5年12月2日(土)午後2時~4時
場 所 川の駅新湊
講 師 石森繁樹氏(富山湾を愛する会理事)
内 容 海老江で採取した付着珪藻と珪藻土に含まれる珪藻化石を観察しました。講演では,海の基礎生産力のリモートセンシングによる推定, 珪藻のアワビやカキ稚貝の餌としての利用,貯蔵多糖類のバイオ燃料としての利用法, 精巧な微小孔を持つ珪酸殻形成および意匠が建築家や設計技術者から熱い注目を浴びていること等が話されました。 また,珪藻土の産地に近い富山湾に筏を浮かべて海藻や珪藻を育て,成長した海藻は収穫し,珪藻には炭素を富山湾の深海に運搬してもらって, 数100年,数1000年の長期にわたり海底に封じ込める構想が述べられました。
質 疑
日 時 令和5年11月14日(火)
場 所 射水市立堀岡小学校
講 師 高山優美氏(海藻おしば協会)
参加者 5年生27名、教員・市役所職員・本会会員など15名
内 容 5年生児童の皆さんは海藻の役割と海の環境を守る意味を学習したあと、アオノリ(緑藻)、アカモク(褐藻)、 ユカリ(紅藻)など12種類の海藻を材料にして海藻おしば葉書を作りました。海藻の感触と造形の面白さが末永く記憶に残ることを期待します。 NHKの富山のニュースで取り上げられました。
日 時 令和5年10月28日(土)
場 所 川の駅新湊~勝興寺~高岡市万葉歴史館~川の駅新湊
案 内
内 容 理事長自らが運転する車に便乗し修理新装なった国宝勝興寺を訪れました。 豪壮な唐門をくぐり境内を散策して阿弥陀如来を祀る本堂にお参りしたあと大広間と式台を見学しました。 真宗王国の大寺院だけあって見事な建築の美,広大な外陣,金箔輝く内陣,など見どころ満載でした。 戦国の世の一向一揆に立ち上がる民衆を想い,大名貴族の権勢と結びつく因縁深い品々をまのあたりにし, 複雑な気持ちで伽藍をあとにしました。